【速報】ワシントン条約で規制されている木材を南米・パラグアイから不正輸入しようとか「三木楽器」の取締役を逮捕
ワシントン条約で規制されている木材を不正に輸入しようとしたとして、大阪府警は楽器店「三木楽器」の取締役の男を関税法違反の疑い逮捕・送検したと発表しました。 関税法違反の疑いで逮捕・送検されたのは、楽器販売会社「三木楽器」の取締役・磯部壮容疑者(47)です。 警察によりますと、磯部容疑者は今年1月~2月、ワシントン条約で国際取引が規制されている「ツルサイカチ属」の木材50枚を、パラグアイから密輸しようとした疑いが持たれています。 磯部容疑者は規制の対象ではない別の木材と偽って申告していましたが、税関の検査で不正が発覚したということです。 家具や弦楽器などの材料として使われるツルサイカチ属の木材は、絶滅が危惧されるとして1992年から国際取引が規制されています。 磯部容疑者は「2018年以降に20回から30回ほど輸入し、実際にギターとして販売していた」などと容疑を認めていて、警察は法人としての三木楽器についても関税法違反の疑いで書類送検しています。