成分などの研究成果紹介 黒にんにくセミナー
RAB青森放送
黒にんにくセミナーが八戸市で開かれ、ニンニクを巡る新しい研究成果が紹介されました セミナーは県黒にんにく協会がニンニクの品質向上などをめざして開きました。 佐藤理事長が「しっかり勉強したい」と参加を歓迎し、講師に招かれた弘前大学農学生命科学部の西塚誠准教授が研究成果を紹介しました。 薬学の専門家である西塚准教授は、がん細胞が転移するメカニズムを解明する上でニンニクに含まれるシクロアリインという成分に着目したことを説明。 これまでの研究からシクロアリインは、がん細胞などがからだの組織内で増殖して広がる細胞変化を抑制する可能性に言及し、創薬分野につなげたいと意欲を示しました。 参加した会員たちはニンニクの潜在能力に理解を深め、良質な製品づくりの参考にしていました。