佇まいにうっとり。B&Oのタワー型CDチェンジャーが高級車価格で復活
公式によるレストモッドです。 B&OことBang & Olufsenは、古き時代から常にスタイリッシュなオーディオを作り続けてきたメーカーです。その稀有なデザインはドラマの小道具やショールームを彩るハードウェアとしても珍重されてきました。 【全画像をみる】佇まいにうっとり。B&Oのタワー型CDチェンジャーが高級車価格で復活
うっとりする佇まい
そんなBang & Olufsenを代表するアイテムの1つが、Beosound 9000(1996年~)。色とりどりなCDの盤面を見せつけるためのチェンジャードライブを採用した、唯一無二のタワー型CDプレーヤーです。特異なメカニズムのため、動態保存されている個体はもう数少ないだろうかと思っていたのですが、Bang & OlufsenみずからBeosound 9000をレストア。ハウジング部分もアルマイト加工しなおし、「Beosystem 9000c」という型番でお色直ししての再販売となりました。 選曲のためにアームが動いてるところを見ると、その速さと正確さに惚れちゃう方もいるはず。世界でいちばんうつくしいCDプレーヤーといっても過言ではありません。 きになるお値段ですが、750万円です。ペアで258万5000円~のスピーカーbeolab 28とリモコンが付属しているとはいえ、ビッグでゴージャスなプライスです。ポルシェ911よりも速いと喧伝されている、テスラ モデル3パフォーマンスよりも高い。とはいえ機能的な美術品が欲しいのであれば、一度試聴しにいくべきアイテムでもあります。 だって、こんなにも贅沢な設計のCDプレーヤーって、もう二度と作られないでしょうから。 Source: Bang & Olufsen
武者良太