2つのギネス世界記録更新の認定証を授与された加藤みどり㊧とサザエさん©長谷川町子美術館　

　フジテレビ系アニメ「サザエさん」（日曜午後6時30分）で初回からフグ田サザエ役を演じてきた声優の加藤みどり（84）が15日、東京・桜新町の長谷川町子美術館で、同アニメが保持する「最も長く放映されているテレビアニメ番組」、自身が保持する「同一のテレビアニメ番組のキャラクターを最も長く演じてきた声優（女性）」のギネス世界記録更新の認定証を授与された。 　「サザエさん」は1969年10月5日に放送を開始し、先月6日の放送をもってギネス記録を更新。同アニメと加藤のギネス世界記録が認定されるのは、放送50周年を迎えた2019年以来となった。また本記録は、今月21日発売の「ギネス世界記録2025」（角川アスキー総合研究所）に掲載される。 　同アニメのゆかりの地である長谷川町子美術館で認定証を受け取った加藤は「50周年で一度受賞させていただいてから5年後の55周年でもう一度いただくことになりました。この5年間はあっという間でしたが、アニメ1本1本に携わる人間も多くおりますし、より重みのある賞として大切にさせていただきます」と喜んだ。 　同局では今月25日～12月1日の1週間を「祝・放送55周年　秋のサザエさんウィーク」と銘打ち、『サザエさん』にちなむさまざまなスペシャルコンテンツを放送。 　26日には「国民的アニメの祭典　サザエさん55周年SP」（午後7時）を放送。MCをお笑いコンビ「麒麟」の川島明（45）と女優の内田有紀（48）が務め、豪華ゲストとともに、キャラクターたちの爆笑エピソードを紹介。12月1日には放送55周年記念1時間スペシャルも放送する。