「悲しい出来事は出来る限り避けたい…」八甲田山系の登山道に『クマ出没注意』の看板設置 青森・クマによる女性死亡事案
八甲田山系で6月25日、女性がクマに襲われて死亡したことを受け、青森市は現場周辺の登山道に看板を設置し、注意を呼び掛けています。 【25日の死亡事案の詳細をみる】クマに襲われ80代女性が死亡 クマは射殺できず…逃げ去る… 看板が設置されたのは、八甲田山系の雛岳に入る登山道の入り口です。 この登山道は、青森市が管理している八甲田につながる道で、28日は市の職員4人が看板を設置したあと、周辺の施設にチラシを配り、利用客への注意喚起に協力を求めていました。 青森市環境部 柴田一史次長 「自己責任で入るのはそうだが、2次災害や災害が起きてからでは非常に大変なことが起きますので、悲しい出来事は出来る限り避けたいので今しばらくは、ご自身で自粛してもらえたらと思います」 青森市や県などは、現場周辺の入山を当面の間規制する方向で合意していて、28日の午後にも規制するエリアなどを決定する方針です。
青森テレビ