友人の警察官からキャッシュカード盗み50万円を引き出したか 大阪府警・吹田署の男性巡査 今週中にも書類送検予定
大阪府警の男性巡査が、友人の警察官の財布からキャッシュカードを盗み、ATMで現金50万円を引き出した疑いで捜査を受けていることが分かりました。 警察によりますと、大阪府警・吹田警察署の地域課に所属する男性巡査(21)は先月1日、大阪府堺市の施設でボウリングをしていた際に警察学校時代の同期生である男性警察官(巡査・20代)の財布からキャッシュカード1枚を盗み取り、その後、近くのATMで現金50万円を引き出した疑いがあるということです。 口座残高が減っていることに気が付いた男性が上司に相談し、取引履歴やボウリング場の防犯カメラから、男性巡査(21)の関与が浮上しました。 調べに対し、男性巡査(21)はキャッシュカードを盗んだ事を認め、「警察学校時代、一緒に金をおろす際に暗証番号を知った」「(仲が良いので)自分のことは疑われないだろうと思った」話しているということです。 引き出した現金は洋服代などに使ったとみられています。 警察は男性巡査(21)を今週中にも窃盗の疑いで書類送検する方針で、大阪府警の熱田好司監察室長は「警察官としてあるまじき行為であり、今後の捜査結果を踏まえて、厳正に対処します」とコメントしています。
ABCテレビ