DEZERTがバンド結成13年目にして初武道館公演 ボーカル、千秋「通過点でも終着点でもなく最高点」
ロックバンド、DEZERT(デザート)が27日、バンド結成13年目にして初の東京・日本武道館公演を開催した。 ボーカルの千秋、ギターのMiyako、ベースのSacchan、ドラムのSORAからなる4人組。2011年9月に千秋とSacchanを中心に結成され、2024年1月に日本クラウンからアルバム「The Heart Tree」でメジャーデビュー。今回念願の武道館公演をかなえた。 千秋は会場の6000人に「一生に一度の長い夜になるぜ」と呼びかけ、21曲を熱唱した。武道館への道のりを「ライブハウスからスタートし、7年で武道館公演を掲げておりました。なのに尖ってみたり、突っ張ってみたり…」と紆余曲折あったと回想。 約2時間半、ステージで完全燃焼し、「通過点でもなく終着点でもなく最高点でした。高い方が気持ちがいいに決まってるので、また明日から人生します。この世界もそんなに悪くない」と笑みがこぼれた。 Miyakoは「とても素敵な景色を前に感謝を込めて音楽を届けられて幸せです。本当にありがとう」、Sacchanも「皆さんのおかげで素晴らしい日になりました。今後もギラついていくDEZERTをよろしくお願いします」とあいさつ。 また、SORAは「僕の人生は今日、改めてハッピーだと感じました。さらなるハッピーな気持ちを皆さまにお届けできるよう、精進していきます」と誓った。