ドジャース10失点大敗「1勝1敗」で敵地へ 大谷翔平は無安打2三振 7回観客からボール投げ込まれ一時中断 後味の悪い試合に
ドジャースの大谷翔平が現地時間10月6日(日本時間7日)、本拠地でパドレスとの地区シリーズ第2戦に「1番・DH」で先発出場。4打数無安打2三振に終わった。チームも2‐10で敗れている。 【動画】大谷翔平、ダルビッシュ有の前にスライダーで空振り三振 相手先発はダルビッシュ有で、レギュラーシーズンは7勝3敗、防御率3.31の成績だった。大舞台で実現した注目の日本人対決。過去の対戦を見ると通算5打数1安打の大谷。初回の第1打席は、外角低めスライダーに空振り三振に倒れた。 1‐3で迎えた3回一死の第2打席は一ゴロに仕留められ、1‐4で迎えた6回の第3打席は117キロのカーブで投ゴロに打ち取られた。8回一死一塁の第4打席は、2番手タナー・スコットの前に空振り三振に倒れた。 前日の第1戦は0‐3で迎えた2回二死一・二塁の第2打席で、飛距離372フィート(約113.3メートル)、打球速度111.8マイル(約179.9キロ)、角度25度で右翼席へ運ぶ同点3ランを放ち、5打数2安打3打点の活躍で初戦勝利に貢献した。 大谷は愛犬のデコピンとともに球場入りし、『ドジャースの球団公式X』は「ショウヘイとデコイ(デコピン)は第2戦に向けて準備万端」と綴ると、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』もXに動画を添えて投稿していた。 ドジャースは今日勝ってリーグ優勝決定シリーズ進出へ王手をかけられるか注目の一戦だったが、これで1勝1敗で敵地ペトコ・パークへ乗り込むことになった。 7回裏のドジャースの攻撃前には、スタンドの観客からボールが投げ込まれるという事態が起き、試合は一時中断。パドレスの左翼手ジュリクソン・プロファーが激怒し、球場は騒然となった。試合も大敗し、後味の悪いゲームとなってしまった。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]