Androidアプリ「少年ジャンプ+ 人気漫画が読める雑誌アプリ」にアクセス制限不備の脆弱性
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月16日、Androidアプリ「少年ジャンプ+ 人気漫画が読める雑誌アプリ」におけるアクセス制限不備の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。三井物産セキュアディレクション株式会社の岩崎利己氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
Androidアプリ「少年ジャンプ+ 人気漫画が読める雑誌アプリ」4.0.0より前のバージョン
株式会社集英社が提供するAndroidアプリ「少年ジャンプ+ 人気漫画が読める雑誌アプリ」に実装されているCustom URL Schemeを使用してリクエストされたURLにアクセスする機能には、任意のアプリからリクエストを受け取りアクセスを実行してしまうアクセス制限不備の脆弱性が存在し、遠隔の第三者によって当該製品を経由し任意のウェブサイトにアクセスさせられ、フィッシング等の被害にあう可能性がある。
JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。開発者はすでに、強制アップデートを実施済みで、ユーザはアップデートのための自発的行動を取る必要はない。
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