【50歳からの断捨離®道 】片づけられない家の玄関によくあるものは「傘がぎゅうぎゅうにつまった傘立て」。玄関は人、モノ、気の出入り口。家の必須機能で、大事な場所です
「この写真は我が家の靴箱です。ここに家族3人の靴をしまってあります」 靴箱の上はできるだけ空間をあけるようにし、飾るものは季節ごとに変えているそう。
「ちなみにここにある私の靴の数ですが、冬用ブーツ1足、ショートブーツ1足、ミュール1足、スニーカー1足、パンプス1足です。 靴箱の上2段は夫のスペース(下2段右側は私、左側が娘)。スリッパの隣は夫の通勤用の靴を置く場所ですが、今、会社に行っているので空いています。同じく下から2段目の空いている所は娘の靴が入ります。 履いた靴は靴箱にしまう前に一度タオルで拭いてからしまっていますが、湿っている場合は乾かしてからしまうようにしています」
出かけるときに使うアイテムも靴箱に
「上段の左はじにあるカゴの中もお見せします。防水スプレーや静電気防止剤、虫よけスプレーやタオル、靴のお手入れに使う道具などを入れてあります。靴箱にしまっておけば、出かけるときにさっと取り出して、すぐ使えます」
「そして靴箱の右側には、傘とほうきをしまってあります。私が持っている傘は上の写真に写っているストライプの長傘と奥に折りたたみ傘、そして車に置いてある日傘の合計3本です」
「靴箱の吊り戸棚部分には夏用サンダルと黒のパンプス、浴衣用下駄、タップシューズ(劇団員時代のもの。思い出の品としてここに置いています)を。ちょっとゴミ出しへ行くときに履くサンダルも、帰ってきたらその都度、靴箱へしまうようにしています。 毎日、行っている掃除のほかに、ときどきやっているのが玄関のたたきと靴箱の棚板の拭き掃除です。棚板は、靴箱から靴を全部出し、きれいに拭いています。たたきは黒ずんできたなと思ったら、メラミンスポンジでこすり濡れた洗えるキッチンペーパーで拭いています。 人、モノ、気が出入りする玄関を清々しく保つことは、まず自分への、そして大切な家族への、またお客様へのおもてなしになります」
佐藤ひとみさん 断捨離トレーナー。愛知県豊田市に生まれる。愛知県立女子短期大学卒業後、名古屋テレビ放送株式会社(現在の通称メーテレ)に入社。その後テレビ局を退職し、上京。俳優・船越英一郎率いる劇団ドラマティック・ミュージカル・シアター・マガジンに入団。13年間の東京生活を経て地元に戻る。42歳で結婚、45歳のとき娘を出産。思うようにいかない子育てなどに悩んでいるとき、ネットで断捨離を知る。実践してみたところ、暮らしだけではなく自身も大きく変化。「愛知豊田断捨離会」代表 ※断捨離はやましたひでこさんの登録商標です