日本男子ツアー新会長の77歳・諸星裕氏が韓国紙に登場 単独インタビューで明かした“国際派”ならではの戦略とは?
「ジュニア育成は韓国が日本より先を行っているが…」
さらに日本での就任会見でも話していた新たな構想についてもしっかりとアピールしていた。 「ゴルフ強国の中の一つでもある韓国と共に歩むことができれば、今よりももっと多くのことを作り出すことができると思います。日本と韓国を中心にアジアの国々が共にする“環太平洋ゴルフサミット”も構想の中の一つです。オーストラリアに加え、中国やタイといったゴルフ強国として発展する可能性の高い国もあるだけに、力を一つに合わせれば、アジアでゴルフが注目される機会が増えると思います」 最後に諸星会長は、韓国の選手が米PGAツアーで活躍していることにも触れ、「ジュニア選手を育成するシステムは、韓国が日本よりも先を行っていると思います。これ以上、競争から遅れをとらないようにするため、日本も数年前からさまざまな努力をしています。(ゴルフを)学ぶことが難しかった一昔前と違い、今は学校でもゴルフに接する機会が増えました。昔とは比較にならないほどゴルフに触れるハードルが低くなっただけに、より多くの子どもたちがプロゴルファーの夢を持つようになるでしょう」と締めくくっている。
キム・ミョンウ