【イベントレポート】芳根京子は逃げない!「まどか26歳、研修医やってます!」共演者たちに頼もしく宣言
1月14日にスタートするTBS系ドラマ「まどか26歳、研修医やってます!」の第1話特別試写会が、1月8日に東京・国立オリンピック記念青少年総合センター大ホールで行われ、キャストの芳根京子、高橋ひかる、大西流星(なにわ男子)、吉村界人、小西桜子が登壇した。 【写真】ベイスターズのユニフォームを羽織ってガッツポーズを決める芳根京子 水谷緑によるコミックエッセイをもとにした本作では、“お医者さんだって、幸せになりたい!”と願う研修医・若月まどかが医師や女性として人生と向き合う2年間が描かれる。まどかを芳根が演じ、彼女の最初の研修先となる外科の指導医・菅野尊役で鈴木伸之が出演。まどかの研修医仲間として、高橋が尾崎千冬役、大西が五十嵐翔役、吉村が桃木健斗役、小西が横川萌役で出演している。 芳根は「(まどかは)喜怒哀楽がしっかりある女の子なので、演じていて気持ちいいです。この5人のバランスもいいんですよね。みんな個性強いんですけど、5人のシーンが大好きです」と撮影現場の雰囲気のよさをうかがわせる。医療関係の役に初めて携わるという高橋は「役の写真がネットに上がったとき、周りから『ナースさんやるんだね!』と言われて。でも劇中のまどかみたいに『いや、研修医です!』と思ったり。そういう“研修医あるある”も詰め込まれた作品になっています」とアピールする。 大西は演技について「五十嵐はみんなを俯瞰で見ている子なので、できるだけ話すときに目を合わせることを意識しています」と明かす。“血を見るのが苦手な研修医”という役どころのため、劇中ではスプラッタ映画を観るなど血に慣れる訓練をするシーンも。芳根から「(血を見た五十嵐の)倒れ方がすごくきれい。巻き戻して観ちゃった。気絶が上手でした!」と褒められると、大西は「そう、みんな褒めてくれてん! 『白目うまい』って初めて褒められました。見どころです」とほほえんだ。 役も本人も5人の中で最年長である吉村は「みんなから頼られたりアドバイスする立場かと思いきや、“総いじられ”。しまいには俺がカメラテストで立ってるだけで、小西さんや高橋さんあたりからクスクス笑い声がしてくる(笑)」と嘆きつつ、「楽しくやらせてもらってます」とキャスト陣の仲のよさに言及。小西は自身と役の共通点について「『ゆるふわモテ女子』みたいなキャラクター紹介ですけど、演じていくうちに、現実主義な一面もあったりして。そういう部分は共感できるし、憎めないキャラだと思います」と述べた。 まどかが横浜DeNAベイスターズの熱狂的なファンであることから、イベントではキャスト陣が「ストラックアウトゲーム」に挑戦。ボールを投げてパネルを打ち抜き、その番号に書いてあるお題に答えていく。芳根は1球目で暴投を見せてしまい焦りながらも、なんとか3球目でパネル抜きに成功。「逃げないと決めていること」というお題を受けて「この撮影中は何事からも逃げない、立ち向かうと決めています。なので(先輩医師役の)佐藤隆太さんのボケからも逃げません!」と宣言し、 そのままの勢いで共演者たちに「いつでも来て! 1人にさせない!」と頼もしく声を掛けた。 1球目で見事に射止めた大西は「あの人の意外な一面」というテーマで話すことに。「芳根さん」と即答し、「グループのメンバーも共演経験があるので拝見したことはありましたが……意外と独り言が多い(笑)。セリフを噛んでしまったときも『あ、やっちまった!』とか。マンガの主人公みたいに頭に吹き出しがポンポンってなってるみたい。現場が一気に明るくなって助かります」と座長のチャーミングな姿に言及する。吉村も「セリフ噛んじゃったときに『できる、できる!』って言い聞かせてたりね」と同意するが、芳根は「気付いてなかった! まどかが宿ってる部分もあるのかも」と照れ笑い。そして芳根は観客に向けて「毎日まどかとして笑って泣いて怒って走って喜んで飛び跳ねて、充実した日々を送っています。撮影がんばりますので、盛り上げていただけると心強いです」と呼びかけた。 「まどか26歳、研修医やってます!」は毎週火曜22時よりオンエア。脚本を前川洋一、船橋勧、松井香奈、村野玲子、原野吉弘、演出を井村太一、山本剛義、大内舞子が担当する。 ※高橋ひかるの高は、はしご高が正式表記 ■ 火曜ドラマ「まどか26歳、研修医やってます!」 TBS系 2025年1月14日(火)スタート 毎週火曜 22:00~22:57 (c)TBS