【高校ラグビー】決勝カードが決定 東海大大阪仰星が最後は13人で耐え大阪対決制す
◇第104回全国高校ラグビー大会 準決勝 東海大大阪仰星(大阪第2)-常翔学園(大阪第3)(5日、花園ラグビー場) 【画像】決勝進出を決めた桐蔭学園 全国高校ラグビー大会の準決勝第2試合が行われ、東海大大阪仰星が決勝に進出しました。 大阪対決となった準決勝第2試合。前半6分、東海大大阪仰星は敵陣5メートルラインアウトからモールで押し込み先制トライを奪います。 一方、常翔学園は前半13分、相手ボールラインアウトを奪うと敵陣5メートル付近まで前進します。中央のラックから右へ展開し、最後はWTB・藤間悠太選手につなぎ同点に追いつきます。 それでも東海大大阪仰星は再び敵陣5メートルのラインアウトを奪うとモールを組みそのままトライで前半を10-5としました。 そして後半、先に得点したのは東海大大阪仰星。4分に相手のダイレクトタッチに対し素早いリスタートでSO・吉田琉生選手が約20メートル走り点差を広げます。 その後1つトライを返され17-12に迫られた東海大大阪仰星ですが後半17分、グラウンド中央付近から吉田選手がグラバーキックで前進すると、相手がボールを押さえたところをターンオーバーでWTB・隅田陸斗選手がトライ。その3分後にはCTB・東佑太選手がトライで29-12と大きくリードしました。 しかし東海大大阪仰星はシンビンで選手1人が一時退場となると後半29分にトライを奪われ29-19とされます。さらにシンビンで13人となり後半32分常翔学園のバックスにつなげられ、連続トライを許し3点差に迫られました。 それでも最後は逃げ切り29-26で勝利した東海大大阪仰星。先に進出を決めていた神奈川代表の桐蔭学園と7日に優勝をかけて戦います。 決勝カード 1月7日 桐蔭学園(神奈川)-東海大大阪仰星(大阪第2)