【DEEP】アーセン撃破のフライ級GP覇者・福田龍彌が、バンタム級で雅駿介と対戦!=3月9日(土)後楽園
2024年3月9日(土)東京・後楽園ホールで開催される『skyticket Presents DEEP 118 IMPACT』の追加対戦カードが24日、発表された。 【写真】アーセンを削ってTKO勝ちした福田 「バンタム級」で3カード。そこには2023年のDEEP「フライ級」GP覇者で同級暫定王者の福田龍彌(MIBURO)の出場がアナウンスされている。 ▼DEEPバンタム級 5分3R 福田龍彌(MIBURO) 雅 駿介(CAVE) 福田は、DEEPフライ級GPで杉山廣平、安谷屋智弘、宇田悠斗、本田良介に判定勝ちで優勝。2023年9月の『RIZIN.44』では山本アーセンも3R TKOに下し、8連勝をマークした。しかし、2023年12月の『Naiza FC 55』で、地元のディアス・エレンガイポフ(カザフスタン)に判定負け。5R通して落ちない驚異のレスリング力の前に王座獲得はならなかった。 雅は、ムエタイ三冠王からMMAファイターに転向。2022年11月に現UFCの風間敏臣に一本負けで、RYUKI戦に続く初の連敗を喫するも、その後は、中本龍平、海飛に判定勝ちすると、植田雄太に右カーフを効かせて1R TKO勝ちで3連勝をマーク。2022年11月に鹿志村仁之介にリアネイキドチョークで一本負けも、2023年3月にボンサイ柔術の内山拓真に判定勝ち。7月に平松翔に組みで上回り判定勝ち。そして2023年11月の前戦で窪田泰斗にも判定勝ちで3連勝中だ。 フライ級から階級を上げ、打撃と組みが融合された福田に対し、バンタム級の雅は首相撲&打撃の組みのみならず、MMAの組みの強さに磨きがかけられている。 雅はSNSで「俺のチャンピオンロードの踏み台としてバンタム級にやってきてくれてありがとうございます。美味しくいただきます。これからDEEPの顔になるのは俺です。絶対DEEPバンタム級獲ります」と、ビッグネームの福田を下し、韓国ユ・スヨンが持つDEEPバンタム級王座を目指すとしている。 ▼DEEPバンタム級 5分2R 鹿志村仁之介(Battle-Box) 秋元強真(パラエストラ柏) 寝技師・鹿志村は、2022年11月に雅駿介にリアネイキドチョークで一本勝ちも、北米修行を経ての2023年2月のDJ.taiki戦では判定負け。7月には日比野“エビ中”純也にも判定負けで2連敗。しかし、2023年11月の前戦では、橋本優大をかんぬきで引き込んでの三角絞めからの腕十字で一本勝ちしている。対策を練られたサブミッションをMMAでいかに生かすか。 秋元は、2022年6月のプロデビューからMMA4勝無敗。2023年11月の前戦では、2連勝中だった田口貴親を相手にサウスポー構えからノーモーションで伸びる左ストレートで1R TKOに下している。 寝技と打撃の構図に見えて、鹿志村にとってはBattle-Boxでの打撃の成果を、いかに自身のMMAに組み込んでいるか。無敗の秋元は、7月に元柔道全日本強化指定選手の朝比奈龍希をRNCで極める組み力も持っており、パラエストラ柏のグラップラー相手にテイクダウンディフェンス&パウンドも強化されている。 秋元は「やっと実力証明出来るいい相手。相手の寝技はまじでやばいの知ってます。でも寝技にビビった戦いしたくないので最初からバッチバチ行きます! 鹿志村選手のKO負け見た事ないと思うので自分がしっかりKOしたいと思います。楽しみにしててください!」とXに記している。 果たして、自身の強みを出せるのは鹿志村か秋元か。 ▼DEEPバンタム級 5分2R 日比野"エビ中"純也 (ISHITSUNA MMA) 木下尚祐(リバーサルジム横浜グランドスラム) DEEPで4連勝中だった日比野は、2023年10月の前戦『RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA』で後藤丈治の得意技ツイスターの前に一本負け。 木下は、2022年12月に窪田泰斗に判定負けも、3月に朝比奈龍希に、9月に力也にいずれも判定勝ちで2連勝中。日比野を下して上位入れ替えを狙う。