【石井美保】40歳を目前に感じた変化。そして、始めたこと、辞めたこと
肌に触れることなく表情筋を刺激するメソッドをプラス。30代よりも好きな肌になれました
――スキンケアに関しては、どうでしたか? 石井:こすらない洗顔や3秒ラップによる保湿、そして肌をこすることなくむくみやゆるみをケアするオリジナルの「肌アイロン」を続けるのに加えて、さらなるたるみ対策の必要性を痛感。そこで注目したのが、肌を支えるコルセット、表情筋です。加齢で衰えていく表情筋に刺激を与えるような気持ちでトレーニングを習慣づけました! この表情筋トレーニング、続けていると、フェイスラインなどの全体的なフォルムに加えて、毛穴のたるみにも効果的なんです。
――毛穴だるみはミモレ世代が多く抱える悩みでもあります! ぜひオススメのトレーニングを教えてください! まずベースとして、舌は常に上あごに。 これだけでアゴのもたつきに変化が! 頬の位置が上がり、フェイスラインも毛穴もキュッ! 石井:ミモレ世代の毛穴目立ちの主な原因は、汗や皮脂の影響というよりは、肌がたるんで毛穴が下に引っ張られ、涙型になるため。保湿も大切ですが、毛穴の内側から自力で持ち上げようとする力も必要です。そして、その一端を担っているのが、表情筋などの筋肉であり、そこに刺激を与えることで改善ができ、リフトアップまで叶うのです。 ――リフトアップとなると、グイグイ流したり、引っ張り上げるようなマッサージが必要だと思っていました。 石井:確かに一時的にはシュッとすると思いますが、グイグイ流すのも引っ張るのも摩擦であり、炎症を起こす原因。それによって、毛穴は開き、肌のハリが失われ、筋繊維自体にもダメージを与えてしまう可能性が。なので、触らずしてできる表情筋トレーニングを実践しています。こすらない洗顔や保湿と合わせて、毎日の生活の中で取り入れていただくだけで、1ヵ月で涙型に開いた毛穴が小さくなってくるはずです。私を含め、ミモレ世代は隠したいものがどんどん増える世代。毛穴はもちろん、色ムラもクマもシミもシワも覆い隠して、若い頃の肌を目指しがちですが、実際は、ファンデは薄く薄くしていったほうがきれいに見えるもので、その究極がノーファンデ肌。摩擦レスにケアして、隠したいものをなくしていくのが大事だなと思っています。私の肌もまだ、その途中。それでも、40代になっていろいろ見直したことで、以前よりもキレイになったと言っていただくことが増えましたし、自分的にも30代よりもいいと思えるんです。
1ヵ月間、「こすらないマッサージ」をやったらここまで変わった!劇的ビフォーアフター
スキンケア、そしてライフスタイルの見直しによって、肌はちゃんと変わるというのを体現してきた石井さん。それでも、やっぱりミモレ世代となると、無視できない&大きな期待を寄せてしまうのが「美容医療」。そこで、次回は「美容医療への向き合い方について」がテーマです。 ワンピース¥19800/セルフォード ルミネ新宿2店 ピアス¥28600、チャーム各¥13200、ブレスレット¥22000、リング(右手人差し指)¥23100、リング(右手薬指)¥40700、リング(左手人差し指)¥49500/ノジェス 撮影/日下部真紀 ヘア&メイク/Ruri スタイリスト/今村仁美 構成・文/楢﨑裕美
石井 美保