香ばしい美味しさ!“ズッキーニの甘酒パウンドケーキ”のつくり方
基本的なパウンドケーキのレシピをベースに、たっぷりのズッキーニを入れました。キャロットケーキのように食材に甘味がないので、甘酒を加えのまろやかな甘味に仕上げました。体がホッとする発酵食品を取り入れたレシピを、料理研究家の真藤舞衣子さんに教えてもらいました。 【写真を見る】香ばしい美味しさ!“ズッキーニの甘酒パウンドケーキ”のつくり方
■“ズッキーニの甘酒パウンドケーキ”のつくり方 ◇材料 (18×8cmのパウンドケーキ型1台分) ズッキーニ: 1本(約150g) 発酵バター:100g(無塩) きび砂糖:70g 甘酒:70g 卵:2個 A : ・ 薄力粉:130g ・ アーモンドプードル:20g ・ ベーキングパウダー:小さじ1 ・ 重曹:小さじ1/2 (1)ズッキーニをすりおろす 下準備としてオーブンを200℃に予熱しておく。バターは室温に戻しておく。ズッキーニをおろし器ですりおろす。ない場合はみじん切りにする。 (2)粉類をふるう Aを合わせてふるう。 (3)バターを混ぜる バターをボウルに入れ、ハンドミキサーで白っぽくなるまで混ぜる。きび砂糖を加えてさらによく混ぜる。 (4)甘酒を加える ③に甘酒を2~3回に分けて入れ、ハンドミキサーでよく混ぜる。 (5)卵を加える ④に卵を1個ずつ割り入れて、つど、分離しないようハンドミキサーでよく混ぜる。 (6)粉類と混ぜる ⑤に②の粉を入れて、ゴムベラでさっくりと混ぜたら、ズッキーニを加えて再度さっくりと混ぜる。 (7)オーブンで焼く パウンドケーキ型に流し込み、表面を軽くならしてから200℃のオーブンで15分間焼く。 (8)仕上げ 15分たったら一度取り出し、表面の中央に切り込みを入れる。すぐに180℃に下げたオーブンに入れて、さらに30分間焼く。焼き終えて粗熱が取れたら、型から外す。 --------------- ――教える人 「真藤舞衣子 料理研究家」 会社員を経て、京都の大徳寺塔頭(たっちゅう)にて1年間生活。フランスに料理留学後、発酵研究家、料理家の活動を開始。雑誌や書籍、料理教室、講演など多方面で活躍。近著に『真藤舞衣子の まいにちおいしい! 豆腐と油揚げ』(高橋書店)がある。 --------------- この記事は四季dancyu 2023 夏に掲載したものです。 文:柿本礼子 写真:山田薫