【下関ボート・SGチャレンジカップ】賞金ランク9位・定松勇樹、TR2ndからのGP出場へ「流れ止めずに行きたい」
住之江グランプリ(12月17日開幕)への最後の勝負駆けとなる「SG第27回チャレンジカップ」は19日、下関ボートで開幕する。 ◇ メモリアル水面で躍進を期す。今年5月の多摩川オールスターで登録番号5000番台初のSG制覇を成し遂げた定松勇樹(23、佐賀)が、グランプリ当確圏の賞金ランク9位から初出場のチャレンジカップに臨む。 「最近はリズムがいいです。この流れを止めずにグランプリまで行きたいですね」 今年下半期は記念参戦も急増したが、2節前の住之江・高松宮記念でGⅠ初優出(2着)、直前の尼崎ダイヤモンドカップで優出3着と2節連続GⅠで覇を争い、SG初制覇がフロックでなかったことを証明している。 今節は好素性機の一角45号機をゲット。「体感は悪くなかったし、スリット近辺も(班では)変わらなかったかな。まだ合っていない感じで調整はしたいけど、全然よくなる感じはあります」と前検の感触も上々だ。 「(GPのTR)2ndしか見ていないし、ここで結果を出したい。下関ではそこ(デビュー初優勝)から結果を出せていないので頑張ります」。一昨年9月の当地ルーキーシリーズでの初美酒から2年足らずでSG覇者まで上り詰めた若き逸材。賞金ランク5位でともに参戦する師匠の峰との同6位以内のTR2ndからのGP出場へ向け、まずは2、8Rで好発進を決める。(小出大輔)