(写真：朝鮮日報日本語版)

　【NEWSIS】英プレミアリーグのウルヴァーハンプトン・ワンダラーズでプレーしている黄喜燦（ファン・ヒチャン）が、トッテナム・ホットスパー戦で今シーズン2ゴール目を決めた後、全羅南道の務安国際空港で発生したチェジュ航空の旅客機の事故を受け、黙とうした。 【写真】 黄喜燦、上着を脱いで…ハリのあるボディをアピール 　黄喜燦は30日午前0時（現地時間）、英国ロンドンのトッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われたトッテナム・ホットスパーとの試合で先制ゴールを決め、チームは2－2で引き分けた。

　前半7分、黄喜燦はフリーキックのチャンスでパスを受けた後、ゴールの隅を狙ったシュートを放ってゴールネットを揺らした。 　黄喜燦はチームメイトから祝福を受けた後、しばらくの間立ち止まり、頭を下げて黙とうした。 　29日午前にチェジュ航空の旅客機が務安国際空港に着陸しようとした際、ランディングギア（降着装置）が作動せず、胴体着陸して滑走路をオーバーランし、空港の外壁と衝突した直後に火災が発生。搭乗していた181人のうち、乗務員2人を除き、179人が死亡した事故を受け、哀悼の意を表したのだ。 　試合終了後、黄喜燦はソーシャル・ネットワーキング・サービス（SNS）を通じ、「試合直前、悲しいニュースに接しました。不慮の事故に遭った方々のご冥福をお祈りするとともに、心から哀悼の意を表します。遺族の皆さんにも心からお見舞い申し上げます」とコメントし、犠牲者を追悼した。