斎藤元彦兵庫県知事に「基本的に嘘をつきやすい」机を叩いて叱責への弁明に「明らかに自己保身に徹している疑い」ミヤネ屋識者
兵庫県の斎藤元彦知事が8月30日、パワハラ疑惑にもとづいて開かれた百条委員会の証人尋問に応じた。 その中で、知事就任直後に未報告の計画が新聞に載った際に当時の土木部部長を責、「どうなってるんだ!」とバンッと机を叩いたことが問題視された。 このことについて亀井正貴弁護士は、「机をたたく行為は原則、パワハラ認定されやすい。しかし、たたく強さや、回数、声の大きさなど議論の余地はある」と話した。 本村健太郎弁護士は「実際の裁判でもよくあるわけですよね。『ドンッ!という音がしました』というと、『ドンッてどんな音でしたか?』『え?ドンッて感じでした…』とか、なかなか認定しづらいことではあります」と指摘した。 尋問では、ソフトに机を叩いたことをアクションをまじえて証言したことに対して、本村氏は「ただ、今回の証言の仕方を見ていても、明らかに自己保身に徹しているような疑いがありますよね。あくまでも証人の方、それぞれが言っていることを、真摯(しんし)に聞いて、認定する必要があると思います」と話し、「基本的にウソをつきやすいと思います。この立場の方は」と印象を語った。