杉咲花、「あぶない刑事」舘&柴田からのエールに感激「こんなことってあるんだなって」
女優、杉咲花(26)が22日、東京都内で行われた主演映画「朽ちないサクラ」(原廣利監督、公開中)の公開記念舞台あいさつに登場した。 「孤狼の血」などで知られるミステリー作家、柚月裕子さんの人気小説が原作。本来は捜査する立場にない県警広報職員の主人公が、親友の変死事件の謎を独自に調査し、事件の真相や公安警察の存在に迫っていく。 公開を迎えた杉咲は、「本当に映画が届いたんだなと実感しています。うれしいし緊張して…口コミが気になってしまって調べてます」と照れ笑いを浮かべた。 現場の雰囲気については「静かに熱を帯びている空気でした」と振り返り、共演の安田顕(50)とのシーンが多かったといい、「どんなふうにコミュニケーションをとれるかなと緊張していたけど、たくさん話してくださって、ご飯に連れてってくれたり」と感謝。安田は、「ご飯の時はすごいケラケラ笑ってくれていい子だったのに、撮影はしゃべらなくなって…」とすねると、杉咲は「そういうシーンなので(笑)」とツッコんでいた。 この日は、監督が俳優、舘ひろし(74)、柴田恭兵(72)がダブル主演する映画「帰ってきた あぶない刑事」を手掛けていることもあり、作品の垣根を越え2人からサプライズメッセージが贈られた。舘から、「真っすぐなまなざしが素晴らしかった」とたたえられた杉咲は、「こんなことってあるんだなって。監督のお人柄、積み重ねてきたものが、作品と作品が越えたところでつながることがあるんだなと感動しました」とかみしめていた。