上で吊って栽培し食べ頃に下へ…いちごが“宙に浮く”農園 寒い時期はコタツに入りながらのいちご狩りも
いちご狩りが楽しめる岐阜県関市の「やまへい農園」では、いちごが“宙”に浮いていると評判です。 【動画で見る】上で吊って栽培し食べ頃に下へ…いちごが“宙に浮く”農園 寒い時期はコタツに入りながらのいちご狩りも
やまへい農園の矢沢さん: 「上で栽培することで、同じ面積でも倍植え付けができるので、収穫量が多く採れるということですね。下がフラットなことで、作業効率も上がりますので、このような栽培方法を取り入れています」 プランターを吊るすことで通路幅を広くとる必要がなくなり、プランター同士のスペースを狭くして植える量も収穫量も倍にすることが出来るそうで、食べ頃になるといちご狩りがしやすい高さにまで下げています。
子供連れのお客さんにはありがたいようです。 客A: 「下に(いちごが)ないじゃないですか、だから(子供が)危なくない。自由に遊べて楽しめるのはすごいありがたいです」 客B: 「いい感じで(子供が)ちょうど届かない。ちょっと持ち上げて取れるんで勝手に取ってこなくていいですね」 客C: 「いちごが浮いてるから(子供が)悪さもできない」
他にも地面がフラットで広々としているため、ベビーカーや車いすで通りやすいというメリットもあります。また、床は自由にお絵描きOKでキッズスペースもあり、いちご狩りに飽きた子供たちも退屈せずに過ごすことができます。
そして、ハウス内にはこたつもあります。
矢沢さん: 「当園は夜も営業しているんですけど、やはり夜は寒いので何かいい方法はないかなというところで、ひょんなことから『こたつ』という発想がきて、置いてみようかなというところでやってみました」 こたつの利用客ら: 「(こたつから)出られない、出られない」 いちごミルクやイチゴをデコレーションしたワッフルなど摘みたてのいちごを使ったスイーツも味わえます。
夜はまだ冷えるこの時期、採れたてのいちごをこたつで楽しむのも洒落ています。