ベイスターズに欲しい!? DeNAのトレード獲得候補(6)“2桁投手”がチーム放出もある…?
1998年以来のリーグ優勝を目指す横浜DeNAベイスターズ。今季は交流戦後半から調子を上げ、リーグ優勝を狙える位置につけている。しかし、主力選手の不調や故障離脱も起こっており、さらなる補強も考えられる状況だ。そこで今回は、DeNAのトレード市場における獲得候補となり得る選手を紹介したい。(※今季成績は7月25日時点)
瀧中瞭太(東北楽天ゴールデンイーグルス)
・投打:右投右打 ・身長/体重:180cm/93kg ・生年月日:1994年12月20日 ・経歴:高島高 - 龍谷大 - ホンダ鈴鹿 ・ドラフト:2019年ドラフト6位 一軍で2桁勝利の実績がある瀧中瞭太。近年は低迷しているが、年齢も考慮するとまだ活躍の余地がありそうだ。 ホンダ鈴鹿から2019年ドラフト6位で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団すると、プロ2年目の2021年に開幕ローテーション入り。同年は20試合に先発登板して10勝5敗、防御率3.21をマーク。制球力も光り、ブレイクの1年となった。 しかし、翌2022年も開幕ローテーションには入ったが、同年は15試合の登板で2勝9敗、防御率4.62。前年とは打って変わり、大きく低迷した。 昨季は3年連続の開幕ローテーション入りを果たし、同年5月14日の西武戦では9回1死までノーヒットピッチングを披露。しかし、その後は不調に陥り、6月下旬以降は一軍のマウンドに立てず。同年は8試合の登板で2勝4敗、防御率3.83で終えた。 今季は、開幕二軍スタート。6月15日の日本ハム戦で今季一軍初勝利を果たしたが、防御率5点台という数字が表しているように、不安定感は否めない。 チームでは、藤井聖やルーキーの古謝樹が奮闘。ファームでは荘司康誠らも控えており、瀧中は安定感を取り戻せなければ、厳しい立場になる。 一方、今季のDeNAはリリーフ陣が不安要素。先発としてはここ数年不安定な瀧中だが、多彩な球種を駆使する魅力もあるため、リリーフとして起用するのも面白いのではないか。 また、今季はロングリリーフができる上茶谷大河が離脱中。先発投手が緊急降板した際に、ロングリリーフとして起用することもできそうだ。
ベースボールチャンネル編集部