2.5次元引っ張りだこの永田聖一朗、役作りのチェンジは「あえてスイッチ入れない」
『テニスの王子様』オーディションで菊丸英二役をつかみ取り華々しいデビューを飾った
永田と共にレッスンを受けていたメンバーには、現在さまざまな分野で活躍する俳優の名前も挙がった。 「いま思うと、なかなかのメンバーでしたけど、当時はみんな、まだ何者でもありませんでしたよね」 オーディションで『テニスの王子様』へ出演することになり、圧倒的な美貌で2.5次元界のスターへの階段を駆け上がっていくことになるのだが、現実離れした役柄を演じるに当たって、心がけていることはあるのだろうか。 「あります! ……と言えたらカッコいいんですけど、特にないんですよね(笑)。一緒に舞台をやってきた仲間の中には、とてもストイックに自分を追い詰めていくタイプの人もいますが、ぼくの場合は、2.5次元だからといって特別なことは何もないんです。舞台に出る瞬間にも、あえてスイッチは入れない。良いのか悪いのか自分ではわからないけど、それがぼくのスタイルなんです」 永田聖一朗(ながた せいいちろう) 1998年7月9日生まれ。静岡県出身。2016年にミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンの「菊丸英二」役で、デビューし、『銀河英雄伝説 Die Neue These』、『機動戦士ガンダム00』、『戦国BASARA』、ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズなど、舞台で活躍。『仮面ライダーガッチャード』の鳳桜・カグヤ・クォーツでファン層が広がった。 工藤菊香
工藤菊香