タンス預金が「500万円」あります。金利が「20倍」に上がったなら、銀行に預けるべきですか? 利息はどのくらい“得”でしょうか?
500万円で金利が0.1%なら利息は1年でおよそ4000円
500万円のタンス預金を0.1%の普通預金に預け替えた場合、1年後に増えるお金は4000円ほどになります。 税引き前:500万円×0.001(0.1%)=5000円 税金:5000×0.2(税金20%※)=1000円 税引き後:5000円-1000円=4000円 ※計算をわかりやすくするために20%としています 金利が20倍になれば、それだけ利息も増えていきます。利息の入金日は、半年ごとや毎月など金融機関によって異なるので、詳細は利用する金融機関で確認してください。
タンス預金よりは銀行預金。ただし、用途をよく考えましょう
今までタンス預金をしていて、そのお金を銀行に預けるべきか迷っている人は、銀行預金に切り替えることをおすすめします。ただし、前記の通り、銀行預金した場合に現金を引き出すのが難しい状況にある人などは全ての資産を銀行預金に切り替える必要はないかもしれません。 また、今後はある程度の利息が期待できるとはいえ、銀行預金では、まだまだ資産運用やインフレ対策に十分とはいえないでしょう。これらを目的とするのであれば銀行よりも証券会社を利用するほうが適しています。 現状では、セキュリティの観点からも安全な銀行に預金を移して、半年に1度くらいちょっとぜいたくなランチを楽しむといった使い方を考えるのが良いのではないでしょうか。 出典 株式会社ゆうちょ銀行 貯金金利の引き上げについて 執筆者:御手洗康之 CFP、行政書士
ファイナンシャルフィールド編集部