きちんと見えて地味じゃない「ふつう以上のシャツ」着回しに差がつく「選び方のポイント」
シャツはスタンダードなアイテムゆえに「まじめすぎる」「どこか垢抜けない」ことも。1枚で使ってもさまになる、着回すたびにアイディアが増える。着回しも長続きするシャツ選びの視点をコーディネートを通して実証。 ≫【この記事の写真・白シャツのプライスや詳細▶着回しパターン全16点の一覧】きちんと見えて地味じゃない「ふつう以上のシャツ」シンプルなのにどこか違う「差がつく着回しパターン」 【POINT】ボトムの形を問わない「横幅広めのショート丈」 ≫長めのカフでシンプル以上 白シャツ/LE PHIL(LE PHIL NEWoMan 新宿店) 【POINT】パリッとした硬派な質感、ショート丈や細身のそぎ落とされたシルエット。きりっとした白のストイックさがあると、気になる色を試したいときもラクしたいときも、品行方正な見た目を貫ける。 【1】「チュールの甘さをおさえるようにキレを加算」 白シャツを上にはおり、ドレスライクなチュールワンピースをスカート風にアレンジ。ハリのある素材でシャープに整えられるため、華やかな1枚を日常づかいへ落とし込める。ショート丈なら広がりのいいボトムラインともたつく心配は不要。下にボリュームがある場合は、そでをまくって重心を上げて微調整。 【2】「正統シャツを頼りに鮮烈な赤に挑戦」 インパクトを放つヴィヴィッドな赤は、細身のキレイめパンツでとり込み大人っぽく。コンパクトな白シャツで上は極力ミニマルにまとめると、シンプルなイメージを維持できる。黒小物でいっそう落ち着きを。 【3】「中に仕込んでオーバーオールの背筋をしゃんと」 インナーとしても使いやすい短め丈はオールシーズン重宝。ゆったりしたオーバーオールで快適さを求めても、硬派な白シャツをのぞかせるだけで、手抜きに見えず街になじむ仕上がりに。
Composition&Text_GISELe