パリ金候補ライルズが100m米代表入り 3年前の雪辱果たす
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【6月24日 AFP】陸上のパリ五輪米国代表選考会が23日、米オレゴン州ユージーン(Eugene)で行われ、男子100メートルではノア・ライルズ(Noah Lyles)がリベンジを果たして優勝を飾り、代表入りを決めた。 3年前の東京五輪選考会決勝で完敗に終わって100メートルの代表入りを逃していたライルズだったが、この日は追い風0.4メートルの中で自己ベストタイ記録の9秒83で勝利した。 東京五輪200メートル銀メダリストのケネス・ベドナレク(Kenneth Bednarek)が自己新の9秒87で2着、第18回世界陸上オレゴン大会(World Athletics Championships Oregon 22)の王者フレッド・カーリー(Fred Kerley)が9秒88で3着に続き、代表内定が決まった。 2019年の第17回世界陸上ドーハ大会(17th IAAF World Championships in Athletics Doha)で金メダルを獲得したクリスチャン・コールマン(Christian Coleman)は、9秒93で4着に終わった。 東京大会では200メートルも銅メダルに終わっていたライルズだが、昨年の第19回世界陸上ブダペスト大会(World Athletics Championships Budapest 2023)では短距離2冠に加えて4×100メートルリレーでも優勝しており、パリでは金メダル獲得が有力視されている。(c)AFPBB News