天海祐希が実写映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」で主演、監督は中田秀夫
天海祐希が、児童書シリーズ「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」を原作とした実写映画で主演を務めることが明らかに。あわせてティザービジュアルと映像が到着した。 【動画】映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」ティザー映像はこちら 廣嶋玲子が作、jyajyaが絵を担当する児童書「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」は、幸運な人だけがたどり着ける不思議な駄菓子屋・銭天堂(ぜにてんどう)を舞台とした物語。天海が演じるのは、願いが叶う“ふしぎ駄菓子”を客に薦める銭天堂の店主・紅子(べにこ)だ。3時間以上かけて特殊メイクを施し、同キャラクターに扮した天海は「本当に素敵な世界観で、学ぶべきこともたくさん詰まっている作品になっていますので、お子さんは勿論の事、大人の方にも楽しんで頂けると思っています。ぜひ、楽しみにして頂きたいです」とコメントしている。 監督を務めるのは、「リング」や「スマホを落としただけなのに」シリーズで知られる中田秀夫。児童小説の映画化は自身初となる。また脚本は「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」「きみの色」の吉田玲子が担当した。中田、廣嶋、jyajyaのコメントは下記の通り。YouTubeで公開された映像には、「猛獣ビスケット」「型ぬき人魚グミ」「子守コウモリ」といった“ふしぎ駄菓子”が並んだ店で、飼い猫である墨丸を抱いて立つ紅子がほほえむ姿が収められた。 「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」は、12月13日より全国で公開。 ■ 天海祐希 コメント 紅子役をやらさせて頂きます、天海祐希です。 紅子役をオファー頂いた時、「私で良いのだろうか」と、少々驚きましたが… とてもワクワクしてしまいました。 原作は世界で人気があり、アニメーションにもなっている作品ですので、 ファンの皆様の紅子像を壊さない様、演じる事を心掛けました。 今回、撮影の度に特殊メイクや準備などに3時間近くかけ、 紅子になっていったのですが、とても楽しかった! 中田監督の情熱やバイタリティに引っ張って頂き、とても熱のある素敵な現場でした。 中田監督といつかご一緒させて頂けたらと願っていたので、凄く嬉しかったです。 本当に素敵な世界観で、学ぶべきこともたくさん詰まっている作品になっていますので、 お子さんは勿論の事、大人の方にも楽しんで頂けると思っています。 ぜひ、楽しみにして頂きたいです。 ■ 中田秀夫 コメント 「銭天堂を映画化したらぜひ見たい!」と私自身の家族からの熱望が本作の契機でした。 子供たちだって、誰にも言えない願いを心に秘めています。それが人を出し抜いたり、 身近な誰かを不幸にさせるものであっても、人の欲は一旦膨らみ始めると収拾がつかなくなりもします。 天海さんが演じる紅子は、そんな欲望を持ってしまった人間たちを「人生のレフリー役」として、 優しくもキリリとした視線で見つめます。天海祐希にしか演じられない、唯一無二の紅子に乞うご期待です! ■ 廣嶋玲子 コメント 2024年1月、幸運にも映画の撮影現場を見学することができました。 多くの人達が一つのものを作りあげようとする独特の気迫、圧巻のセットに、 ただただ感動しました。 なにより、天海さんの紅子に圧倒されました。 妖艶で、ミステリアスな雰囲気をまとった紅子そのもの。 その演技に引きこまれ、ゾクゾクしました。 いったい、どのような映画になるか、本当に完成が待ち遠しいです。 そして、映画にたずさわった方々全員に、心から感謝いたします。 ■ jyajya コメント 実写化のお話をいただき、とてもうれしかったです。 撮影現場にお邪魔する機会があり、そこには本から飛び出たような 銭天堂の世界が広がっていました。店内にならぶ沢山の駄菓子に目を奪われ、 天海さんが演じる紅子さんからは、本の中の紅子さんが放つような 堂々たるオーラを感じました。完成を楽しみにしています! (c)2024映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」製作委員会