慶大“元広島の父を持つ右腕”リレーで勝利 広池浩成が７回１失点、前田晃弘が終盤２回ピシャリ
＜東京6大学野球リーグ：慶大5－1立大＞◇15日◇第1週2日目◇神宮 プロ志望の慶大・清原正吾内野手（4年）が今秋初安打を放った。プロ通算525本塁打の父清原和博氏（57）が見守る中、打った相手は元ダイエーの父を持つ立大・大越怜投手（3年＝東筑）。慶大は広池浩成投手（2年＝慶応）から前田晃弘投手（3年＝慶応）と“元広島の父を持つ右腕”の継投で立大に5－1で勝利。1勝1敗とし、第3戦に持ち込んだ。早大は12－1で東大に勝利し、勝ち点1を挙げた。 【写真】笑顔で観戦する清原和博氏 ◇ ◇ ◇ 慶大 広池がリーグ戦初先発を7回1失点で先発初勝利。「伸び風（本塁から外野方向へ吹く風）だったんですけど気にせず自分の投球を」と21アウト中12のフライアウトを稼いだ。広島OBで、現在は西武副本部長を務める父浩司氏にも負けない好投。8回からは「天才」と呼ばれた前田智徳氏の次男・晃弘が救援し、終盤2回をピシャリ。右肘手術からの復帰登板に「結果でチームに貢献していきたいです」と誓った。
