ドジャース、バレンズエラさんを追悼、「34」のワッペンをつけワールドシリーズを戦う
大リーグのドジャースは、25日(日本時間26日)に開幕するワールドシリーズ(WS)は「34」のワッペンつき追悼ユニホームで戦うと発表した。24日、公式サイトが伝えた。「34」は22日に63歳で亡くなったフェルナンド・バレンズエラ投手の背番号。球団は、このワッペンを2025年のシーズンもつけるとしている。 ワッペンにはドジャースの永久欠番になっている「34」のほか「FERNANDO」とバレンズエラさんの名前が刻まれ、左そでにつけられると見られる。 メキシコ出身のバレンズエラさんは1981年、サイ・ヤング賞と新人王をダブル受賞。ヤンキースと対戦したワールドシリーズでもチームを優勝に導いた。引退後も、多様性の街ロサンゼルスのシンボル的存在だった。現在でも追悼に訪れるファンが多く、24日もドジャースタジアムには献花や写真が手向けられている。 第6戦が予定される11月1日にはバレンズエラさんの誕生日で、ヤンキースとの対決はファンの追悼ムードもドジャースを後押ししそうだ。
中日スポーツ