写真：クラウド Watch

　Sky株式会社は17日、シンクライアントシステム「SKYDIV Desktop Client Ver.6.4」を販売開始した。 　SKYDIV Desktop Clientは、仮想環境（シンクライアント）でのPCの運用管理を支援する各種機能を搭載するシステム。テレワークやネットワーク分離環境などのさまざまな業務環境で、安全かつ便利に業務を行えるようサポートする。管理画面上でユーザーへの仮想端末の割り当てや、各端末の利用状況の確認が簡単に行えるよう、使いやすさにこだわった設計、画面構成となっている。 　最新版のSKYDIV Desktop Client Ver.6.4では、出張先やリモートワーク中に手元のPCからオフィスのPCをリモート操作できる「Remote Access Services」のセキュリティを強化した。Remote Access Servicesの利用には、専用ソフトを利用者PCにインストールする必要があるが、利用者個人によるインストーラーのダウンロード禁止設定が可能になり、管理者からインストーラーを配布することで、導入・運用をよりセキュアに行えるようになった。 　また、Webブラウザーを使ってリモート接続する場合に、利用者PCと接続対象PCとの間で一時的なファイル共有が行える機能を搭載。管理者のみ共有を有効にでき、業務で必要な期間のみ一時的に許可するなど、セキュリティに考慮しつつ運用できる。 　ユーザー管理では、Remote Access Servicesの利用ユーザー管理画面で、複数のユーザーを一度に登録したい場合に、CSV形式のファイルでまとめてインポートできるようになった。