パリ五輪・パラリンピック選手村に初めて育児室開設、競技と子育ての両立支える
【パリ=平地一紀】国際オリンピック委員会(IOC)は12日、7~9月に開催されるパリ五輪・パラリンピックの選手村に大会史上初めて育児室を開設すると発表した。アスリートたちの競技生活と子育ての両立を支える。 【写真特集】100年ぶりの聖火 パリへ
発表によると、育児室は選手村の非居住者区域に設け、子育て中の選手たちが午前9時から午後9時までの間、訪れた我が子とリラックスして過ごせる環境を用意する。日用品大手プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)の協力を得て、乳幼児たちのおむつやティッシュなども提供するという。
選手村には子供が寝泊まりできない規定のため、フランスでは、東京五輪柔道女子63キロ級で金メダルを獲得したクラリス・アグベニェヌがマクロン大統領に改善を訴え、注目を集めていた。