THE RAMPAGE ソロインタビュー Vol.1:陣 10周年の先、新たな夢に向かって「メンバーイチ働きます!」
2024年に結成10周年を迎え、ドーム公演『THE RAMPAGE LIMITED LIVE 2024 *p(R)ojectR® at TOKYO DOME』を大成功に終えたばかりのTHE RAMPAGE。16人によるEXILE TRIBE屈指のダイナミックなパフォーマンスの人気は海を越え、アジアでの公演も増えてきた今、リアルサウンドではTHE RAMPAGEメンバーへのリレーインタビューを企画。アニバーサリーを迎えた活動への素直な心境、メンバーとの思い出などを語ってもらった。第1回はリーダー 陣が登場する。(編集部) 【写真】THE RAMPAGE、海外フェスのステージでも躍動 リーダーとしてTHE RAMPAGEのためにできること ――アリーナツアー『THE RAMPAGE LIVE TOUR 2024 "CyberHelix" RX-16』、そしてドーム公演『THE RAMPAGE LIMITED LIVE 2024 *p(R)ojectR® at TOKYO DOME』の手応えはいかがでしたか。 陣:今年のアリーナツアーは久々のエンドステージということもあり、ショーアップしつつパフォーマンスの幅を16人でどれだけ魅せられるか、そういったところを大切に作り上げたライブでした! 昨年のツアー『THE RAMPAGE LIVE TOUR 2023 "16"』がメンバー一人ひとりの個性を爆発させ表現したツアーだったので、今年のツアーは逆に16人が一つになって魅せるポイントを多くしたりと、毎年ライブに来ても楽しんでもらえるよう変化も加えて創り上げました。 その2カ月後のドーム公演では、ライブコンセプトからステージの形状、ゲストの方々への出演依頼も全てメンバー発信で進めさせていただき、ドームという場所でTHE RAMPAGEが一番輝くステージングを心がけて創らせていただきました! 手応えをすごく感じたのと、周りの方々からもいい反応をいただけて、自分たちが思い描いていた以上の結果が残せたかなと感じております。 ――THE RAMPAGEは結成10周年を迎えました。グループとして強く成長・進化を感じた瞬間はどんな時でしょうか。 陣:メンバーそれぞれが“グループの中での自分の役割”を確立させてきたところだと思います。16人という人数はメリットもあればデメリットもあると思うのですが、一人ひとりの個性を強くしたり、個々が役割を確立させることで、メリットが強く出てグループとしてはとてもいいバランスになるので、そこが成長できたポイントかなと思います。 ――10年間で、個人としての成長や変化を感じた瞬間も教えてください。 陣:様々な視点で物事を考えることを大事にできてきたところです。メンバーならどう思うか、ファンの人ならどう思うか、スタッフさんの気持ちはどうか……など、偏った意見にせずいろいろな視点で考えてリーダーとしてバランサーの役割を担うように心掛けてきました。 ――10年の活動で、特に印象に残っているメンバーとのエピソードを教えてください。 陣:プライベートで龍とお酒を飲みながら語っていた時に、「今、楽曲制作の勉強をしていて、実はTHE RAMPAGEの楽曲をいつか自分が制作したくて何十曲とストックしてあるんです」と言われた時にすごくびっくりしました! 普段そういったことをあまり表で言ったりしないタイプなので、陰でグループのためにそんな努力をしていたのかと、驚きと嬉しさでいっぱいでしたね。今となってはTHE RAMPAGEの楽曲のREMIXを担当したり、ツアーの音源を制作したりと着実に形にしてきているので本当にリスペクトしています。 ――近年はタイや韓国など、アジアでの公演も増えてきています。現地でのライブの手応えや、THE RAMPAGEの受け入れられ方についてどのように感じていらっしゃいますか。特に印象深かったことと合わせて教えてください。 陣:これまでタイや韓国でライブをさせていただいた中で、どの国も“THE RAMPAGEを待ち望んでいた”という現地のファンの方々の想いを感じ取ることができて、本当に嬉しい気持ちになりました。ステージに上がるだけですごい歓声をいただきましたし、海外にもファンの皆さんがたくさんいて、そんな人たちにこれからももっと直接パフォーマンスを届けていきたいなと感じました。 ――これからTHE RAMPAGEに出会う新しいリスナーにおすすめしたい1曲は何でしょうか。理由と合わせて教えてください。 陣:「100degrees」。僕たちがグループとして表現したいことがギュッと濃縮されているのがこの曲です。今となってはいろいろなジャンルの楽曲をリリースさせていただいて、ツアーを行う際は様々なバリエーションを構築できるようになっていますが、根底にある“THE RAMPAGEスタイル”はこの楽曲かなと思います。 ――10周年の先へ進んでいくにあたり、これから目標に掲げていることを教えてください。 陣:グループとしての目標は、16人仲良くい続けること! これがなくなってしまったら夢を叶えるとか、そういう次元じゃなくなってくると思うので。変わらず仲良くしていきます(笑)。 個人としては、抽象的ですがTHE RAMPAGEのためにメンバーイチ働きます! それは個人のお仕事だけでなく、グループにとって必要だと感じたことは裏方的なことも担い、周囲のスタッフさんの手助けもしていきたいと思っています。きっとHIROさんがEXILEのパフォーマーとして現役でいらっしゃった時も、そういった役どころを担われていたと思うので。THE RAMPAGEというグループが多くの人に知ってもらって多くの人に愛されるように誰よりも努力していきます!
リアルサウンド編集部