エアコンを日中は「冷房」、夜間は「ドライ」にしています。ドライなら電気代の“節約”になりますよね? 9月に入っても暑いので、エアコンを消せません…
冷房とドライはどのように使い分けるべき?
弱冷房除湿方式のドライであれば、冷房よりも電気代は安くなります。そのため、ドライを使ったほうが節約になると思うでしょう。しかし、冷房代わりにドライを使うことはおすすめしません。 ドライは湿度を基準に運転しています。そのため、温度が高い場合でも設定湿度になっていれば運転が止まる場合があります。また、逆に予想以上に温度が下がることもあるでしょう。したがって、部屋の温度を下げたいのであれば、冷房を使ったほうが快適に過ごせます。
まとめ
冷房とドライの電気代は、ドライ(弱冷房除湿)<冷房<ドライ(再熱除湿)の順に高くなります。ただし、ドライを冷房代わりにすると、部屋の温度が思うように下がらなかったり、逆に下がりすぎたりする可能性があります。また、再熱除湿方式のドライでは冷房よりも電気代が高くなるため注意が必要です。 部屋の温度を下げるときは冷房、湿度を下げたいときにドライを使うと快適に過ごせるでしょう。 出典 東京電力ホールディングス株式会社 『エアコンの「冷房」と「除湿」の上手な使い方』について 執筆者:山根厚介 2級ファイナンシャルプランニング技能士
ファイナンシャルフィールド編集部