QUEEN 2024来日ツアー開幕!シンガロング必至の超どメジャー楽曲TOP5
2月4日の名古屋公演で幕開けした、クイーン日本公演史上最大級となる4都市5公演のドームツアー『クイーン+アダム・ランバート ラプソディ・ツアー』。札幌公演は42年ぶりとなることに加えてGLAYがスペシャルゲストとして登場するというから驚きだ。レジェンド中のレジェンドバンドの作品群から5曲を選ぶなど無茶な話だが、今回は同ツアーの海外公演で演奏されている作品の中からシンガロング必至の超どメジャー曲をピックアップ!
「Don't Stop Me Now」(’79)/Queen
Queen公式YouTubeに注目しよう。2月1日時点で公開されている最新動画はこの楽曲のオフィシャルリリックビデオ。しかも日本語の字幕入りだ。このタイミングでこの動画を公開する意味を考えてみると、「この曲をみんなで歌おうよ」というバンドからのメッセージと捉えるのが妥当ではないだろうか。実は今回このコラムのテーマを思いついたのは、このリリックビデオの公開がきっかけだった。疾走感があふれ、歌うと爽快な気分を味わえるこの曲が披露された暁には皆で大合唱しよう。シングルとしてはもちろん、アルバムでは7枚目となる『Jazz』に収録されている。
「Radio Ga Ga」(’84)/Queen
テレビの浸透によって廃れゆくラジオの置かれた状況を憂い、そして愛しむ。発表当時にあった文明の移り変わりとそれに対する個の想いが描かれている作品だが、ラジオに限らずさまざまなものや人を置き換えて聴くことができる名曲。レディー・ガガの名前の由来としても知られた作品だ。ライヴにおいては、オーディエンスがリズムに合わせてハンドクラップと両手を高く掲げるポーズを繰り返し、そのアクションで一体となるのが圧巻。その大元は同曲のMVにあるので気になる人はチェックしてみてほしい。作曲はロジャー・テイラー、シングル「I Go Crazy」のB面ほか、11枚目のアルバム『The Works』『Greatest Hits II』『Classic Queen』に収録されている。