大阪モデル・24時間点灯で周知する通天閣「希望の輝き」SNSに応援投稿多数
大阪府は新型コロナウイルス対策で実施中の「休業要請」を解除する独自の基準「大阪モデル」の達成状況を3色のライトアップで周知する取り組みを、通天閣(大阪市浪速区)と太陽の塔(大阪府吹田市)で11日から始めている。通天閣を運営する通天閣観光は、このライトアップ周知を24時間行っており、SNSでは14日も未明から応援するメッセージが投稿されるなど、まさに「希望の輝き」を放っている。 【映像】「大阪モデル」色分け点灯で達成基準を周知する通天閣
通天閣を運営する通天閣観光の高井隆光社長によると、7日に大阪府から周知点灯の依頼があり、「大阪のためになるのであれば」と無償で協力することとなった。また、高井社長は「いまは国難の時、普段やらない24時間点灯で周知に協力します」と意気込みをみせていた。 写真は14日午前3時すぎの通天閣の様子。街灯りは消えているが、通天閣のネオンはひときわ目立っている。SNSでも「遅くまで頑張ってくれてます」「1日もはやく、グリーンにかわりますように」と言った投稿もみられた。
点灯の色分けは、警戒レベルは「赤」、注意喚起レベルは「黄」、基準内であれば「緑」という3色となっており、現在は黄色に輝く通天閣。大阪府の吉村洋文知事は13日、休業要請などの段階的な解除について、今日14日午後に判断すると表明している。 高井社長は11日の点灯時「大阪経済の回復を願って『緑』のライトアップが続いてほしいです」と話していた。様々な思いを受け、通天閣は輝きを放ち続ける。