愛犬「ハンター」が旅立って半年 後悔や寂しさ、会いたい気持ち…心は揺れ続けた
会いたくて、会いたくて
こうしてウジウジしてばかりいたからでしょうか。4月に行った人間ドックで行った胃カメラ検査で“治りかけの胃潰瘍”が見つかりました。 かかりつけ医から「現在進行形ではなくて治りかけなのよね。この数カ月ぐらいに、すごくストレスがかかることがなかった?」と聞かれ、ハンターとの別れについて伝えたところ、「逆算すると、きっと、そのことね」と……。 “病は気から”と言いますが、いわゆるペットロスが心ではなく身体に出てしまったというわけです。 とはいえ、胃潰瘍となって私の体内に戻って来てくれて、しかも、それが判明したときには“治りかけ”という状態に、ひょうきん者のハンターらしいなぁと、また愛おしくなり、会いたくて会いたくてたまらなくなってしまいました。 ハンターが最期に着ていたお洋服はそのまま寝室の私の枕元に置いてあります。病院に行く道中や、院内で、いつもお洋服の上からハンターをなでることが多かったので、生地に触れるだけで一瞬にして手の感触がハンターのことをよみがえらせてくれるのです……。 ケータイカメラで振り返ってみると、ハンターは気が付けばマルに寄り添っていました。 私と同じように、マルも“ロス”が続いているのだとしたら……と思うとマルとのスキンシップの時間をもっと増やしてあげなければと強く思います。 悪性リンパ腫の告知から1年、旅立ちから半年……。いったい“ときぐすり”はいつ効いてくれるのでしょうか。心の中で一緒のハンターと“その日”を待ちたいと思います。