アトレティコ、ル・ノルマン獲得交渉に着手!スペイン紙「ソシエダは売却でスビメンディやM・メリーノを維持できる」|ラ・リーガ
アトレティコ・デ・マドリーが、スペイン代表DFロビン・ル・ノルマン獲得を目指してレアル・ソシエダとの交渉をスタートさせたようだ。スペイン『マルカ』が報じている。 今季限りでDFマリオ・エルモーソとの契約が終了し、さらにDFステファン・サビッチの退団も確実とされるアトレティコ。今季ラ・リーガで43失点を喫したことで、期待に応えられるセンターバックを新たに2選手獲得することが今夏の目標の一つとみられているが、以前から興味が報じられてきたル・ノルマン獲得に向けて本格的に動き出したようだ。 『マルカ』によれば、アトレティコはディエゴ・シメオネ監督が数シーズン前から興味を持っていたというル・ノルマン獲得を実現すべく、ソシエダと接触を開始したとのこと。冬の移籍でレンタルさせたDFハビ・ガランを完全移籍で譲渡するなどして、その移籍金を引き下げを狙っているようだが、同紙はソシエダにとって30歳の左サイドバックの加入はそこまで魅力的でない可能性があると指摘している。 『マルカ』は加えて、ル・ノルマンが「環境を変えること、アトレティコに加入することを考慮しており、アトレティコ側は彼のことを両手を広げて迎えるだろう」と、選手側に移籍の意思があることを示唆。ただし、もしル・ノルマンがEURO2024で大きな活躍を披露してプレミアリーグのクラブからの興味を呼び起こせば、アトレティコにとって獲得のハードルが高くなるとの見解も示している。 またレアル・ソシエダについて『マルカ』は、たとえル・ノルマンをアトレティコに放出するとしても、DFジョン・パチェコとDFジョン・マルティンが代わりを務められるとしつつ、なおかつ移籍金を獲得できれば「(MFマルティ・)スビメンディや(MF)ミケル・メリーノクラスの選手たちをチームに留めることができる」とも記している。