無人機攻撃は親イラン組織 米、報復決定変えず
【ワシントン共同】米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は1月31日の記者会見で、ヨルダン北東部の米軍施設で米兵3人が死亡した無人機攻撃について、親イラン組織の連合体「イラクのイスラム抵抗運動」によるものだとの分析結果を明らかにした。 連合体の主要組織の一つとされる民兵組織、神の党旅団(カタイブ・ヒズボラ)は30日、駐留米軍への攻撃を中断するとの声明を出した。カービー氏は「責任を取らせるため必要な措置を取る」と述べ、報復実行の決定は変えない考えを示した。 カービー氏は連合体について、神の党旅団の「上部組織」だと指摘した。