柳葉敏郎、“最後の室井慎次”で男泣き ファンから「ありがとう!」の大歓声
“最後の室井慎次”となる本作。本広監督は「今年2月にクランクインをして11月に公開。良く間に合ったなと思います」と安堵の表情を浮かべると、「(織田裕二が演じた)青島と室井さんがガッツリと『踊る』を支えてくれました」と感謝。
最後に柳葉は「自分にとって室井慎次は、嘘偽りなく大親友です。そしてここにいらっしゃる共演者の方々が室井慎次を支えてくれました。それはきっと皆さんに伝わっていると思います」と語る。「かつての室井慎次は信念を持ちながらも、それを達成することができなかった悔しさを持っていましたが、この作品を終えることによって、一つの小さな信念を通すことができました。皆さんも自分の環境のなかで、小さな信念を求めて幸せになってください。そして室井慎次は『敗れざる者』であり、『生き続ける者』であり、柳葉敏郎は幸せ者です」とメッセージを送ると、会場から「室井さん、ありがとう!」と大歓声が。柳葉はこらえきれず、目に涙を浮かべていた。(磯部正和)