鹿児島FW有田光希が契約満了で退団へ「この3年は僕にとって大きな財産」
鹿児島ユナイテッドFCは9日、FW有田光希(33)について契約満了に伴い、2025シーズンの契約を結ばないことを発表した。 【写真】「超絶大型補強」「これは優勝確定」神戸の公式発表にファン歓喜 2010年にヴィッセル神戸でプロ生活を始めた有田は複数クラブを渡り歩き、2022年に鹿児島へ加入。今季はここまでJ2リーグ戦19試合で3ゴールを記録しているほか、ルヴァンカップ2試合、天皇杯1試合に出場していた。 以下、クラブ発表プロフィール&コメント ●FW有田光希 (ありた・こうき) ■生年月日 1991年9月23日(33歳) ■出身地 新潟県 ■身長/体重 178cm/84kg ■経歴 太夫浜ダッシャーズFC-新潟Jrユース-北越高-神戸-愛媛-神戸-京都-愛媛-甲府-鹿児島 ■Jリーグ出場歴 J1リーグ:11試合 J2リーグ:299試合51得点 J3リーグ:51試合16得点 カップ戦:3試合 ■コメント 「契約満了により今シーズン限りで鹿児島ユナイテッドFCを退団する事になりました。 まず、2024シーズンもクラブを支えてくださったファン、スポンサーの皆さん。 皆さんの期待に応える事が出来ずJ3降格という結果になってしまった事、申し訳ありません。 結果を出して皆さんにお返ししたかったですが自分達の力が足りずこのような結果になってしまいました。 2021年シーズンが終わる前に、登尾顕徳さんに熱い思いで鹿児島に呼んでいただきました。 色んな思いがありどうするべきか悩みましたが、あの時鹿児島に来ると決断した事は間違ってなかったと思います。 登尾顕徳さん感謝しています。 2022シーズン個人的にはシーズンハイを更新する15ゴールを決める事が出来ました。 年間通して試合を重ねる中で昇格するチーム、まとまりがあるチームはこういうチームなんだなと感じながらプレーしてました。 結果昇格出来なかったですが、翌年2023年シーズンの昇格に繋がったと思います。 2023年は怪我もあり満足なシーズンは送れなかったですが、みんなの笑顔が見れて幸せでした。 2024年シーズン。 個人的に大きな覚悟を持って臨みました。 シーズンが始まる前から個人的にも危機感をもって臨みましたが、もっとチームに対して何か出来たんじゃないかと思います。 鹿児島ユナイテッドはこれからもっともっと成長していくチームです。 来年にはクラブハウスも出来ます。 今後もっと魅力があり誰もが羨むようなクラブになる事を祈っています。 鹿児島に来てから、多くの方達に優しく、温かくしてもらいました。 僕個人はもちろん、家族に対しても本当に大きな愛情を持って接してもらいました。 僕達家族は鹿児島の事が大好きです。 絶対にこの気持ちは変わらないし、忘れる事はありません。 本当にありがとうございました。 2019シーズンにJ2で戦った時に感じた、白波スタジアムの圧倒的ホーム感を出すサポーターの皆さんの後押し。 共に闘う事になってから皆さんの後押しのおかげで頑張れました。 サポーターの皆さんと一緒に闘ったこの3年は僕にとって大きな財産です。 本当にありがとう。 鹿児島ユナイテッドFCの選手じゃなくなっても、有田光希というサッカー選手の事を少しでも気にしてもらえたら嬉しいです。 本当にありがとうございました。 大好き!鹿児島!」