マジック「1」同士のダブルヘッダーに挑むブレーブスとメッツ。勝てばプレーオフ、連敗すれば脱落の大一番。第1戦はともにエース級を温存
MLBナ・リーグ東地区のアトランタ・ブレーブスとニューヨーク・メッツは現地9月30日、最終カードとなるダブルヘッダーに臨む。前日時点でともに88勝72敗、ワイルドカード争いで2位につける両チームのポストシーズンをかけた戦いが始まる。 【画像】大谷翔平&真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真を厳選してお届け! 愛犬デコピンも登場 ナ・リーグのポストシーズン進出に残された枠はワイルドカード2位と3位の2つ。現地9月29日にミルウォーキー・ブルワーズに勝利したメッツと、カンザスシティ・ロイヤルズに敗れたブレーブス、そしてシーズン最終戦でサンディエゴ・パドレスに勝利したアリゾナ・ダイヤモンドバックスがその座を争っており、メッツとブレーブスの直接対決で決着する状況だ。 そんなメッツとブレーブスは互いにマジック「1」。いずれもあと1勝すればポストシーズン進出が決まる。逆にダブルヘッダーで2敗を喫した場合、ダイヤモンドバックスがポストシーズン最後の椅子を獲得することに。1勝1敗の場合は、直接対決でメッツを上回るブレーブスがワイルドカード2位で同1位のパドレスと対戦、メッツはワイルドカード3位で地区優勝3位のブルワーズと対戦することになる。 第1試合ブレーブス先発のスペンサー・シュウェレンバックはルーキーとして今季8勝7敗、QS11回、防御率3.47という成績。29日時点でリーグ三冠王(18勝、防御率2.38、225奪三振)の大エース、クリス・セールは19日のシンシナティ・レッズ戦以来登板しておらず、第1試合を落とした場合は第2試合で登板する可能性がある。 対するメッツは今季10勝を超えているショーン・マナエアとホゼ・キンターナを27、28日に登板させており、今季4勝5敗のタイラー・メギルを第1試合に先発させる。MLB公式サイトは、主力のひとり、ルイス・セベリーノを第2試合、またはワイルドカード初戦まで温存させ戦略的な幅を持たせたと見ている。 パドレスがダイヤモンドバックスに敗れたことで訪れたマジック「1」同士の2連戦。1勝するのはもちろん、翌日にはワイルドカードシリーズが始まるため、第1試合に勝利し主力を温存させられるかも重要だろう。 構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】
- 「昨夜は眠れなかった…」最終戦で大谷翔平の三冠王を阻んだアラエスが“異次元のプレッシャー”を告白!「オオタニだって完璧じゃない…彼も人間なんだ」
- 「史上最悪の成績」と「大谷翔平の歴史的活躍」にエンジェルス専門メディアぐったり…「これ以上、悪くなることはないはずだ。そうだろう?」
- 「圧倒的な力で終えた証明だ」大谷翔平の1年目をLA地元紙絶賛「驚異的な成績でレギュラーシーズンを終えた」
- ド軍がプレーオフ先発4投手を発表、専門サイトはトップ2に太鼓判「野球界でも最高の先発デュオに匹敵するかもしれない」
- 大谷翔平、2024年ラストゲームは4打数1安打。リーグ87年ぶりの三冠王はならずも54-59でシーズンを終え、ドジャースも最終戦を逆転勝利で飾る