福岡県と市、資産運用特区申請へ 13日にも方針公表、金融拠点に
福岡県と福岡市は10日までに、資産運用サービスが集積する「金融・資産運用特区」となることを目指し、金融庁に提案書を出すことを決めた。13日にも公表する。国際金融拠点としての機能を高めるため、資産運用業者らが集まる北米での金融関連商談会に出展し、誘致を急ぐ。県は2024年度当初予算案に関連経費として1億621万円を盛り込む方針。 海外金融機関による福岡への投資促進に向け、東京都内でプロモーション活動も展開する予定。 政府は昨年、家計の金融資産を成長投資に振り向ける「資産運用立国」の政策プランを取りまとめ、資産運用業界が集まる特区の創設を盛り込んでいた。