久保優太が「寝たら“死”だと思っている」とシェイドゥラエフを警戒も「総合力で勝負しようとは思っていない。立ち技で勝負」【RIZIN】
今年で10回目の大晦日大会となる「RIZIN DECADE」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)への出場が発表されている元K-1 WORLD GPウェルター級王者の久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE)が11月20日、追加カード発表会見に出席し、ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス/Ihlas)との試合についてコメントした。 同カードは17日に行われた「RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA」で発表されている。 久保は「前回のRIZINでこのカードが発表されてから、大きな反響をいただき、無謀とか“男気がある”とか“勇気がある”とか言われるが、僕は最短でRIZINフェザー級王者になる道を歩みたいので、このカードを組んでいただいて感謝している。シェイドゥラエフを乗り越えて、来年、絶対にフェザー級王者になりたいと思っている。今は僕の勝率は薄いかもしれないが、前回も前々回も僕はここから強くなるので、期待してください」と勝利への意欲を見せた。 対戦相手のシェイドゥラエフについては「相手のほうが勝っているのは…やっぱり寝たら“死”だと思っている。でも僕はそもそもMMAという競技においては自分がこれまでやってきた立ち技競技を使って勝とうと思っている。MMAの総合力で勝負しようとは思っていない。なので自分の勝っている立ち技で勝負しようと思っている」と前戦の斎藤裕戦同様、テイクダウンディフェンスを駆使したうえでの打撃でのKOを狙う。 相手の打撃については「僕はこれでも打撃で世界一になった男なので、どの選手を見ても打撃は自分が一番だと思う。自分と比べたら別になんてことはないと正直思っている。パンチは当たったらみんな危ない。シェイドゥラエフ選手に限らず」と恐れるに足らずの姿勢。 この日は同じくフェザー級戦でYA-MAN(TARGET SHIBUYA)がカルシャガ・ダウトベック(カザフスタン/Turan Orda/Tiger Muay Thai)と対戦するカードが発表されたのだが、榊原信行CEOは「シェイドゥラエフとダウトベックはRIZINの中で今年輝いた外国人選手のナンバー1とナンバー2くらい。勝ち方も含めて衝撃的なものをファンに届けたと思う。この2人に勝つことは、勝ちっぷりも含めて評価したうえで、来年のタイトル戦線に絡んでいく切符を手に入れることになると思う」などと語っており、フェザー級王座に照準を絞った久保にとっては改めて勝利が義務付けられた一戦となった。
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