“演技大賞”受賞のキム・テリ、最新ドラマでも非凡ぶり証明…“天性の歌声”に視聴者も「鳥肌!」<ジョンニョン:スター誕生>
ドラマ「悪鬼」で「2023 SBS演技大賞」を受賞したキム・テリが主演を務める韓国ドラマ「ジョンニョン:スター誕生」が、10月12日に配信開始した。テリが今回演じるのは、天性の美声と表現力を武器にスターダムを駆け上がる少女ユン・ジョンニョン。テリは初回から早速ジョンニョンの深みある歌声、類まれな表現力を体現し、視聴者をくぎ付けにした。(以下、第2話までのネタバレを含みます) 【写真】カッコよすぎる!男役スター・オッキョンを演じるチョン・ウンチェ ■田舎町の少女が国劇スターに見いだされる 「ジョンニョン:スター誕生」は人気ウェブトゥーンを原作に、「愛の不時着」や「涙の女王」を手掛けたスタジオドラゴンが制作する一人の少女のサクセスストーリー。 1956年、港町・木浦でアサリを掘り、魚を売る平凡な生活を送っていたジョンニョンはある日、港の市場で歌っていたところを町に興行に訪れた女性国劇「メラン国劇団」の男役スター、ムン・オッキョン(チョン・ウンチェ)に見いだされ、舞台に招待される。公演を見たジョンニョンは目を奪われ、想像を超えたきらびやかな世界に引き込まれていく。 ■34歳のキム・テリが19歳主人公をはつらつ好演 第1話ではジョンニョンがオッキョンと出会い、母に反対されながらも劇団スターになることを夢見てオーディションを目指す展開が、第2話ではなんとか劇団に残れることになったジョンニョンがエリート研修生ホ・ヨンソ(シン・イェウン)と知り合い、早速衝突する展開が描かれている。 ジョンニョンが夢の入り口に立った第1週、視聴者を引きつけたのは何と言っても主人公ジョンニョンを演じるテリの強烈な存在感だ。 現在34歳のテリだが、市場で歌う初登場シーンの設定は19歳。あどけない表情で瑞々しい歌声を響かせる姿はどう見ても10代の少女のそれで、十分なトレーニングを重ねて身に付けたという圧倒的な声量と堂々とした歌いっぷりも“天性の美声”というキャッチコピーに説得力を与えている。2023年には「悪鬼」で「SBS演技大賞」を獲得し、国民的俳優の座を確かなものとしたキム・テリが、最新作でも非凡な演技力を存分に発揮している。 初回、元気よく登場した魅力あふれるヒロイン・ジョンニョンに、視聴者からも「猪突猛進なジョンニョンに一気に惚れた!」「くるくる変わる表情から目が離せない」といった声が続々。「悪鬼」とはガラリと雰囲気を変え、はつらつとした天才型ヒロインを元気いっぱいに演じるテリにも「テリちゃん本当にうまい」「キム・テリはエネルギー溢れるキャラクターが本当によく似合う」「歌声がすごすぎる。歌い出しから鳥肌が立った!」といった驚きと称賛の声が飛び交っている。 ■ウンチェ“オッキョン先輩”も話題「かっこよすぎ」 さらに、ストーリーの面白さと魅力あふれる共演陣にも注目が集まった。 第1話では、ジョンニョンを自分の後継者と見定めて彼女に特別レッスンを施す男役スター・オッキョンの魅力が光る。演じるチョン・ウンチェは男役スターの雰囲気を作り出すため、撮影開始の半年以上前から男物の服だけを身に着け、着こなしを体に染み込ませたという。穏やかで包容力ある佇まいに加え、国劇の舞台のシーンでは圧倒的なカリスマぶりも見せたオッキョンに「オッキョン先輩かっこよすぎます」「1話でオッキョン先輩に恋してしまった」の声が多く上がった。 第2話では、ジョンニョンのライバル・ヨンソが登場。ジョンニョンとの歌比べや、演技初心者のジョンニョンに“演技とは何たるか”を実演してみせるシーンでは、ジョンニョンに引けをとらない強烈な存在感を見せ、注目を集めた。互いに譲らない2人のライバル関係を、キム・テリが「二十五、二十一」(2022年)で演じたナ・ヒドと彼女のライバルのフェンシング選手コ・ユリム(宇宙少女・ボナ)に重ねる視聴者も多い。天性の才能を持つ主人公が芸能の世界で身を立てていく王道ストーリーに「最初から面白い!」「1話から最高です!」の声も上がった。 「ジョンニョン:スター誕生」は、ディズニープラスのスターで毎週土・日曜に1話ずつ独占配信(全12話)。次回は10月19日(土)に第3話、20日(日)に第4話が配信される。演技初心者にもかかわらず気迫で研究生公演の大役をもぎ取り、一方でオッキョンからは「研究生の舞台に立っている場合じゃない」と定期公演のオーディション挑戦を勧められたジョンニョンのその後が描かれる。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部