【オートレース】森且行、2024年最終戦は猛追4着…復帰後初Vはお預け~川口オート
オートレーサーの森且行(50)=川口・25期=は2024年12年31日、埼玉県川口オートレース場で開催された「スーパースターフェスタ2024」最終日・第11R「SSシリーズ優勝戦」に出走。8車立ての7枠から発進したが、行き足がひと息で道中は後方に控える厳しい展開に。しかし、試走3秒27の鋭い足で徐々に前との差を詰めていき、勝った佐藤励、2着池田政和には大きく引き離されたが、最後は4着までポジションを上げてゴール線を通過した。 2024年最後の一戦を走り抜いた森の表情は、ひたすら笑顔と充足感に満ちていた。「ああ~、最後は3着まで行きたかったなあ! 励君(優勝した佐藤)、池田さんには行かれたけれど、後ろから追ってきたのは僕だけだよね(うれしそうに)。試走から急に跳ねが来ちゃって、突っ込みも滑ったんだけれどね。エンジンは先がないんだよね。あっ、でも後半まで動いたから手前なのかなあ。でも、とにかく跳ねをなくすことだよね」 2024年はVこそならなかったが、一年を通して、季節が変わっても、大きな調子の振幅が少なく、まずまず安定して走り切った。時間を惜しまず調整を重ね、森らしく整備の手数勝負でトップ級とやり合った。何より大きな負傷がなく、心身とも健やかに戦い抜いた。 さあ、2025年やいかに。再び頂点を目指しての戦いは終わらない。「とにかくS級はずっとキープしていきたいね! あとはチャンスがあれば優勝したいね!」 新年の走り初めは1月2日から5日まで地元川口で開催される「報知新聞社杯ニューイヤーカップ」に出走する予定。森さん、報知新聞社杯です。ぜひ、復帰後初となる優勝をご期待しています。2024年は大変にお世話になりました。いつもたくさんコメントを提供くださり、本当にありがとうございました! 森さんのロッカーへ行くことが何気に楽しみのひとつでした。2025年もどうぞよろしくお願いします! 森さんの安全と活躍を取材をしながら、こっそり願っています。
報知新聞社