福岡大大濠が2大会連続決勝へ インターハイ王者に大量26点差で圧倒 日本代表渡邉伶音が18得点【ウインターカップ】
◆バスケットボール・全国高校選手権ウインターカップ 福岡大大濠84―58東山(28日、東京体育館) 男子準決勝があり、前回大会準優勝の福岡大大濠が今夏の全国高校総体を制した東山(京都)を84―58(15―13、31―16、21―9、17―20)圧倒し、2大会連続で決勝進出を果たした。3大会ぶりの優勝を目指す。 ■「うお~スゲー発想」超巨大ヌードルツリー登場【写真】 11月のU18(18歳以下)日清食品トップリーグでは75―72と接戦だった両チーム。第1クオーター(Q)を2点リードで終えた福岡大大濠は、第2Qに入ると多彩な攻撃が躍動した。U18日本代表の髙田将吾(3年)と日本代表の渡邉伶音(同)が立て続けに3点シュートを決めると、ファウルがかさんだ渡邉に代わって出場したサントスマノエルハジメ(2年)も2連続で3点シュートを成功。チームとしてこのQだけで31得点した。 後半に入っても勢いは衰えず、今大会に向けて鍛えてきた堅守も発揮。超高校級と呼ばれてきた東山の瀬川琉久(3年)を封じ込めた。渡邉が3点シュート2本を含むチーム最多の18得点をたたき出すなど、主力が軒並み2桁得点をマークした。