イギリスの伝説的スター歌手(77)、完全に「視力を失った」ことを告白。辛い現在の心境を赤裸々に明かす
ロンドンのウエストエンドでミュージカル『プラダを着た悪魔』のプレミアイベントに出席したエルトン・ジョンがステージに上がり、7月に重度の目の感染症を患い、視力を失った。 【写真】エルトン・ジョンの現在の姿 「ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、私は目に問題を抱えており、ついに視力を失ってしまいました。だから、公演を見ることはできませんでしたが、楽しみました。見るのは難しくても聴くことはできます。今日の公演は素晴らしかった」と述べた。 エルトン(77歳)は先日、朝の情報番組『Good Morning America』に出演。今年7月に南仏で感染症に罹ったことを明かし、右目の視力を失ったと語った。「見えくなってから4ヶ月経ち、左目も万全とは言えない」。そのため、次のアルバム製作を続けたいが、「今はやや足止めされている状態」だとのこと。 「希望は捨てていませんし、励ましもあるので大丈夫だろう」とエルトン。そして、「率先して良くなろうとしていて、現時点ではそれだけに専念している。こんなことが起こるなんて本当に運が悪いよ」と続けた。 治療は辛い道のりで、「叩きのめされた感じ。何も見えない。何も読めないし、見えないんだ」と説明。9月にインスタグラムで「重度の」目の感染症に罹り、回復の道のりは「超スロー」で時間がかかっていると書いていた。 クリーブランド・クリニックによると、目の感染症にはさまざまなタイプがあり、通常は細菌や真菌、寄生虫、ウイルスが目の中に入って起こるが、怪我による場合もある。これらのケースは視力が最も危険に晒されるという。 ロバーツは、エルトンが自身のヒット曲のタイトル通り「still standing」(まだ立っている)と言うと、同意。「僕はとても多くの経験をして、乗り越えてきた。常に前向きだ。世界一幸運な男だ。自分自身や起こっていることに立ち向かう自分の姿勢を誇りに思っている。僕はとても幸運で、とても感謝している」と述べていた。 ドキュメンタリー『Elton John: Never Too Late』は米の限定劇場とディズニー+で12月13日より公開。
from Prevention.com