議会にヤジは必要なのか?
ただ、英国ではまた事情が違うようだ。投資顧問会社コンテクスチュアル・インベストメンツLLCの広瀬隆雄さんのブログによると、英国では「与野党それぞれ『野次飛ばし部隊』と呼ばれる、とりわけ声が大きくてユーモアのセンスがある議員(もちろん、その中には女性議員も含まれています)たちが控えています。『野次飛ばし部隊』として敵・味方から一目置かれるのは、議員として栄誉です」と紹介。議場では、激しいヤジが飛び交う中、論戦が交わされるという。このように、国によってヤジのあり様は変わり、一概に何が正しいとは言えないようだ。 ただ言えることは、ヤジに限った話ではないが、人を傷つけるような言葉は厳に慎むべきだということ。今回のような問題が再び起きることがないよう、議員の発言や資質に、国民がもっと目を光らせる必要がありそうだ。 (文責・坂本宗之祐)