高校サッカーで培った「諦めない心」 プロとしてインドネシアで大活躍! 夢をつかんだ丸川太誠選手とは!?【アナたにプレゼン・テレビ派】
丸川選手の活躍を押ししたのが、インドネシアのサッカー文化でした。試合会場へ移動する時には、選手の活躍を期待するファンに囲まれ、バスが動けないこともあるそうです。サッカー熱が高いことから、相手チームのファンからは、石が投げられることもあると言います。選手たちは、時折護送車で移動しないと危険と言われています。
また、丸川選手が年間最優秀選手に選出されると、インスタグラムのフォロワー数が1000人から、40万人近くまで上がりました。丸川選手は、給料もJリーガー並に支給されており、インドネシアの自宅にはプールが付いているそうで「夢しかない!」と話していました。丸川選手の実力が、しっかり認められているということです。
丸川選手は、このような活躍について「高校サッカー」が根底にあるとしています。「『俺ならできる。自信を持って最後まで諦めない心』。これは、広島皆実高校時代に培ったもの。」と話していました。
丸川選手について、恩師の現・安芸南高校の藤井潔監督は「良い時のプレーをコンスタントに出せるようになったら、プロを目指せると思っていた。今後のキャリアを考える高校生は、太誠の生き方を見るようになる。」と、同じく恩師の現・国泰寺高校の河江俊明監督は「高校時代から色んなイメージを持ってプレーできる選手だった。「余裕を持って遊びなさい」と言ってきた。」と話していました。
新たな選択肢を切り開いている丸川選手の夢は「インドネシアリーグで優勝して、アジアの戦いACL2で、Jリーグのクラブをインドネシア代表チームとして倒したい!」と、まだまだ続きます。
丸川選手も活躍した高校サッカー選手権の広島県大会決勝戦は、11月10日(日)に、エディオンピースウイング広島で行われます。チケットは、当日現地で販売されます。高校サッカー選手権は、103回の歴史を数え、数々のドラマが生まれてきました。丸川選手のように、高校生の夢につながる熱い戦いに注目です。