昭和の大スターゆかりの地で兵動さん「感動」 兵庫・明石の台所『魚の棚商店街』で聞き込み たどり着いた「美しい場所」を造ったのは歴史上の超有名人【兵動大樹の今昔さんぽ 関西テレビ「newsランナー」】
■兵動さんが幼少期に試合を見ていたジャイアント馬場さんのお墓へ
なんとここにジャイアント馬場の墓があるというので、住職に案内してもらいました。 【兵動さん】「うわー、すごい、これ感動する。プロレスファンの方とか俺ら世代でプロレス見てた人。マジですか。うわ、すごい。32文(のサイズの靴が)ありますやん。1つが16文。『16文キック』といって脚を上げて蹴りはるねん。ずっと見てましたもん」
お墓の前には、必殺技「16文キック」をイメージさせるリングシューズの石像がありました。 【兵動さん】「日本でも馬場さんのお墓はここなんですね」 【本松寺 住職 釋 孝修さん】「ジャイアント馬場さんの奥さんは出身が明石なんです。馬場元子さん。(ジャイアント)馬場さんが亡くなったのは1999年、平成11年の1月31日。元子さんが『(自分が)亡くなったら一緒に(墓に)入りたい』といって、お骨をずっと東京で持ってはった。元子さんは平成30年にお亡くなりになって、その四十九日の後にお2人一緒にここへ納骨した」
【兵動さん】「元子さんもお入りになられてて、今ご夫婦で(入っている)」 【本松寺 住職 釋 孝修さん】「夫婦愛ですよね」 【兵動さん】「これって、ファンの人がここで写真を撮るのはOKなんですか?」 【本松寺 住職 釋 孝修さん】「OKです。あんまり表立ってやるのはあれですけど、横向きからこれ(ジャイアント馬場の似顔絵が彫られた碑とリングシューズの石像)を撮ってくれはったら」 【兵動さん】「行儀悪くない程度にですよね、モラルってものがありますから」
子供時代に楽しませてもらった感謝を込めて、お墓の前で手を合わせた兵動さん。 それでは、写真の撮影場所へ。 【兵動さん】「(写真を指さし)あ、この辺がちょっと変わりましたね」 【本松寺 住職 釋 孝修さん】「やっぱりね、昔は釣鐘堂やったんです。戦争に供出して、鐘がないままお堂が残っていたんです」 【兵動さん】「この当時は鐘がない状態でこれだけ残ってた。今は建て替えて」 【本松寺 住職 釋 孝修さん】「今は納骨堂に変わって」 いよいよ撮影です。 【兵動さん】「はい、チーズ」
【兵動さん】「今回はもうびっくりすることばっかりでした。宮本武蔵さんが設計されたというお庭、いまだにあります。そしてジャイアント馬場さんのお墓もここにあります。すごかったですね、有名な方がいっぱい出てきて。今回は本当にいろいろ勉強になりました。どうもありがとうございました」 (関西テレビ「newsランナー」 2024年8月16日放送)
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